“ナゾの暴走”の原因発表 鉄道車両ブレーキ利かず 北海道
https://youtu.be/AoFoL21Yz1Q
2021年6月の夜中、北海道のJR函館線で線路の石を補充していた作業用の車両。
函館駅方面に向かっている際に、ブレーキが利かない状態で走行を始めた。
平らな場所で自然に止まるまでに走った距離は、およそ7km。
途中、安全確認ができないまま、踏切などを通過していた。
下り坂では最高速度が80km近くまで達していたとみられている。
原因は何だったのか。
25日、JR北海道が会見を行い、発表した理由は「車両の点検不備」。
車輪にブレーキパットを押し付けるためのシリンダーに不具合があり、ブレーキが十分利かなくなったという。
車両を使う際に毎回シリンダーを確認していなかったことや、定期点検で本来と異なる値で測定していたため気づけなかったという。
因鐵