【独自】自動物流道路、2030年代に「東京ー大阪間」で構築へ https://news.yahoo.co.jp/articles/1d5736ff12b6be9835bc65b0d4672c84f43e03cc
こうした中、政府関係者によりますと、政府は高速道路などの中央分離帯や路肩に「物流専用レーン」を作り、24時間稼働のコンベア上で無人で荷物を運ぶ仕組み、いわゆる「自動物流道路」を東京ー大阪間で構築し、2030年代半ばまでに第一区間の運用開始を目指す方針を固めました。
また、トラックの自動運転を支援する専用道路「自動運転サービス支援道」についても、現在始まっている新東名高速道路の一部区間に加えて、2027年度をめどに東北自動車道の栃木県佐野市の佐野サービスエリアから宇都宮市の大谷パーキングエリアまでのおよそ40キロの区間で取り組みを開始します。
さらに空では、すでに静岡県浜松市の河川や埼玉県の秩父地域の送電網の上空において、試験的な運用が始まっている「ドローン航路」について、全国の一級河川や送電網の上空まで拡大し、空からの無人配送網を日本全国に広げていきます。
このほか海では、無人で積み荷を運ぶ「自動運航船」の商用運航に向けて必要な国際法や国内の法整備の検討を国土交通省が6月に設置した作業部会で進めていきます。
これらの取り組みについて、岸田総理大臣は25日に開かれる物流問題の関係閣僚会議で官民で連携して取り組んでいくことを表明する見通しです。
「自動物流道路のあり方 中間とりまとめ」の公表について https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001829.html
NEC、KDDIスマートドローン、Intent Exchange、SSILがNEDOのドローン航路の開発・実証事業に採択 https://jpn.nec.com/press/202407/20240723_01.html
我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/buturyu_kakushin/index.html
第5回 令和6年 7月25日 議事次第
(PDF/33KB) 配布資料
(PDF/5,491KB) https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/buturyu_kakushin/dai5/siryou.pdf
1.物流の効率化 ③多様な輸送モードの活用推進(モーダルシフトの強力な促進)
鉄道(コンテナ貨物)や内航海運(フェリー・RORO船等)の輸送量を今後10年程度で倍増することを目指し、
トラック長距離輸送から鉄道や船舶へのモーダルシフトを強力に促進。
大型コンテナやシャーシ等の導入促進
⚫ 鉄道による貨物輸送について、荷主や物流事業者等のニーズや自助努力によるコンテナ導入状況を踏まえつつ、31ftコンテナの確保が必要。また、内航海運について、輸送量の増加に対応するための大型コンテナやシャーシ等の確保が必要。
⚫ 物流効率化法の認定を受けたモーダルシフトの先進的な取組について、大型コンテナやシャーシ等の導入を支援
1.物流の効率化 ④高速道路の利便性向上(ダブル連結トラックの通行区間の拡充)
1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能なダブル連結トラックについて、運行状況や事業者のニーズを踏まえ、初となる北海道、首都高速及び阪神高速、災害時の迂回路となる上信越道、北陸道、中国道等で通行区間の拡充を実施。
「長さが21メートルを超えるフルトレーラ連結車に係る特殊車両の通行許可の取扱いについて」の一部改正(ダブル連結トラックの対象路線の拡充)に関する意見募集について https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155240603&Mode=0