津軽線の蟹田・三厩間の代替交通にJRが「18年分33億円」拠出へ 今月10日沿線自治体と基本合意書を締結 青森県
JR津軽線の蟹田・三厩間で鉄路に代わる自動車交通を運用するNPO法人に、JRが33億円あまりを拠出する方向であることが、関係者への取材でわかりました。
今月10日沿線自治体と基本合意書を締結します。
3年前の大雨被害で運休しているJR津軽線の蟹田・三厩間について、JRと外ヶ浜町、それに今別町と県の4者は去年5月、鉄路の廃止と自動車交通に転換することで合意しました。
2027年4月の廃線に向け具体的な協議が進められる中、JRは4者による基本合意書の締結式を今月10日に行うと発表しました。
基本合意を巡っては、JRが今後設立するNPO法人に18年分の運行経費などとして、33億円あまりを拠出する方向であることが、関係者への取材でわかりました。
NPO法人が自治体と共同で一括運用する乗り合いタクシーやバスの運行は、廃線と同じ2027年4月から開始するとみられます。
https://news.ntv.co.jp/n/rab/category/society/rae2e3bfc4fb9d43238a5dcde55e086c7d#