非常ブレーキによってお客様からけがの申告を受けた事象について
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20250515_KO_ATS_EB.pdf
1.発生日時 2025年5月15日(木)8時10分頃
2.発生場所 札幌駅構内(札幌市北区北6条西4丁目)
3.関係列車 あいの里公園 7時27分発 札幌行き 普通列車
(6両編成 定員 704 名、乗車約 560 名)
4.概 況 札幌駅構内において、ATSの不具合が発生したため、本列車の運転士は、ATS故障に対する取扱いを行うべきところ、これを失念し、当該列車は非常ブレーキにより停止しました。その際、 速度が低い状況で非常ブレーキが動作した結果、強い衝動が発生し、ご乗車されていたお客様が転倒されるなどして、4名のお客様からけがの申告がありました。現時点でけがの詳細等については不明ですが、救急車等での搬送は行っておらず、お客様は目的地に向かわれています。現在も引き続き対応しています。
5.原 因 運転士がATSの地上側からの信号を一時的に無効にするためのスイッチの取扱いを失念したためです。
なお、ATSの地上側の設備不具合の原因は調査中ですが、設備は既に交換し正常に動作しています。