横浜港(横浜市)からクルーズ船に乗った香港住民の男性が新型コロナウイルスに感染していた問題で、厚生労働省は3日、同港に帰港し停泊中のクルーズ船内で、乗客・乗組員計約3500人について体温や体調を調べる検疫を行った。同船は海外から那覇市に入った際に検疫を行っているが、香港の男性の感染判明を受け、同省は異例の「再検疫」を行うことにした。
政府関係者によると、船内では10人ほどが発熱などの症状を訴え、個室に隔離されているという。同省は、症状のある人についてウイルス検査を実施し、結果が判明するまで、すべての乗客・乗組員を船内にとどめる方針だ。
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