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佐賀の負担軽減策検討を指示 新幹線長崎ルート与党検討委、JRと長崎県に
6/8(金) 12:24配信
フリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)に代わる九州新幹線西九州(長崎)ルート新鳥栖ー武雄温泉の新たな整備方式を協議している与党検討委員会は8日、長崎県とJR九州に対し、追加負担を拒否している佐賀県の負担軽減策を検討するよう指示した。ミニ新幹線方式とフル規格で整備した場合のそれぞれについて軽減策を求めており、検討委は夏の結論取りまとめに向けて、佐賀県側の軟化を促したい考え。
整備新幹線の事業費は国と地方自治体が2対1の割合で負担。地方分の負担は整備路線の長さに応じて配分されるため、同区間は全て佐賀県の負担となる。軽減策はこの仕組みを前提としつつ、両県が共通して負担する経費の配分を見直すなどして、佐賀分の負担を減らすことを想定。軽減策を佐賀県に示して、再度意見聴取する。
山本幸三委員長は会合後、7月に一定の結論を出す考えを重ねて示した。
=2018/06/08 西日本新聞=