地震で廃車の新幹線 異色の「第二の人生」を歩んでいた!? 解体免れた活用先とは(乗りものニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6658bed5a4cb9154351a2d3d0bf56b6efadf7f10
この廃車となったH5系、実はJR北海道は全車解体せず、有効活用しようとしています。
JR北海道 広報部によると、被災したH5系は仙台に運ばれ、そこで10両編成のうち4両(5、6、7、8号車)については、座席やカーテンなどを取り外したあと、解体済み。残った6両(1、2、3、4、9、10号車)は、北海道新幹線の車両基地である「函館新幹線総合車両所」に運ばれ、新たな6両編成として再組成し、留め置かれているそうです。
――この6両編成のH5系は、今後何に使われるのでしょうか。
現在、どのように活用するかを検討しており、乗務員養成や検修社員養成、訓練など、社員教育用として使用する予定です。
――再び本線上で姿を見られることはあるのでしょうか。
車両基地内を低速で走行することは可能ですが、本線上の走行については、列車として必要な処置は行わないため、不可能です。
――今回、H5系が廃車となったことで、車両数が減少していますが、どのようにして運行本数を維持しているのでしょうか。
運行に影響が無いよう、必要に応じて、性能など基本的な仕様が同じであるJR東日本の「E5系」を借用しています。なお代替車両の新造予定はありません。