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イコラム (=LOVE x column)
自分の長所と短所 野口衣織
2019.01.08 1000
お久しぶりです。野口衣織です。
前回、沙夏のコラムで発表されたお題は、『自分の長所と短所』です。正直、とても難しいお題だな~と…!少しだけニュアンスを変えて、自分が思いつく限り、私から見た野口衣織の『好きなところと嫌いなところ』についてたくさんお話ししていければと思います。
まずは『好きなところ』からお話しさせてください。
1つ目は、「自分の世界があるところ」です。私は歌の歌詞を深読みすることが好きで、この人はどんな人でこんなことがあってこう思ったからだからそういうことなのか…と歌詞の中にある誰かの物語を自分の立場から感じることができる瞬間が、自分じゃありえないからこそ面白く、好奇心の湧く楽しい時間でした。でも今は、自分で感じた誰かの物語を自分自身で表現できる機会がたくさんあって、自分自身だけど、でも自分じゃない、他の誰かになることができる瞬間がとても幸せで大切な時間になっています。そんな自分の世界がある私をこれからも大切にしていきたいと思います。
最後は、「好きなことに全力なところ」です。小学生のころからアニメやゲームなど坎元のものが好きで、初めは嫌なことから逃げるための逃げ道でしかなかったけど、それがいつの間にか私の夢を作ってくれて今の自分を作ってくれた、かけがえのない存在です。
歌って踊るのも好き。自分じゃないものになれる演技をしている時が好き。好きを夢にできている今を全力で、いつまでも貪欲でありたいと思います。
そして、ここからは自分の『嫌いなところ』についてお話していきたいと思います。
まず1つ目は「顎」です。笑わなければなんの変哲もない普通の顎なのですが、笑った途端に鋭利な刃物のように尖った恐ろしい顎に変形するのです。私の顎付近は筋肉が豊富らしく、最近は筋肉を緩めるマッサージを参考にして顎に実践するようにしています。しばらくは、そのマッサージをやりつつ顎の成長を抑えていければと思います。
そして、2つ目は「顔がうるさいところ」です。 特にライブ中の顔はギャグでしかない。
そんな私の有名な写真はこちら
3rdシングル「手遅れcaution」のMVの冒頭にて起こった悲劇。この画像を1度でも見てしまうと、MVを見る度に残像でこの顔が自然と見えるようになってきてしまうという悪夢に襲われます。 このように、パフォーマンス中の私の顔面はいつも以上に変幻自在になっており、いわゆる「顔がうるさい」状態になっています。しかし、ポジティブに考えるとパフォーマンス中でしか見られない私がたくさん存在しているとも言えます。パフォーマンスの状態はそのままにしつつ、これからはもう少しアイドルらしい部分を引き出せていけたらと思います。
そして、最後は「他人と比べてしまうところ」です。他人と比べては落ち込んで、まあいいやって吹っ切れてもまたすぐ落ち込んで、自分は自分だと強く思えないところが自分の1番悪いところだと思います。この世界に入ってから、今まで普通に過ごしてきた日常が180度変わって、その時の私とは違う私を見ていただけることが多くなり、新しい自分を発見することでこの先の可能性を感じることができたと同時に、何か対する喪失感や不安がどこかに残っているのも事実です。他人と比べることは決して悪いことではないはず。もっと、自分にプラスになるような目標のような形で他人と自分を比べられるようになれたら、また違う自分を見つけることができるのかなと思います。
私は、昨年の目標に、『自分らしく』を掲げていました。1年間過ごしてきて、自分らしく過ごせた時と、自分らしくってなんだろうって迷ってしまった時もありました。まだ自分らしさが何なのか分からないけど、自分らしさを意識しなくなった時、それが本当の自分の魅力に自分自身が気づけた時なのかなと思います。好きなところも嫌いなところも、これが私なんだと、自分の全てを受け入れられる人になりたいです。
ここまで読んでいただきまして、 ありがとうございました。
次のコラムの担当は瀧脇笙古(たきわきしょうこ) です。笙古には、『アイドルになったからこそ知ることができたアイドル魅力とこれからの自分の目標』というお題について書いてもらいたいと思います。次のコラムも、よろしくお願いします。
留完金剛棒,閃人