日本政府「重大な懸念」 香港民主活動家逮捕、与野党からも批判
8/11(火) 18:10配信
日本政府は11日、香港警察が民主活動家の周庭氏らを国家安全維持法違反容疑で逮捕したことに批判を強めた。
菅義偉官房長官は記者会見で「重大な懸念を有している」と表明。同法は中国が香港統制を強化するために制定されたもので、無期延期となっている習近平国家主席の国賓来日は一層実現が遠のきそうだ。
香港警察は民主派寄り香港紙「リンゴ日報」創業者の黎智英氏も逮捕。菅氏は「一国二制度の下に自由で開かれた体制が維持され、民主的・安定的な発展をしていくことが重要だ」と指摘した。
自民党は外交部会などが7月に習氏の国賓来日について「中止を要請せざるを得ない」とする決議を決定。今回の逮捕で保守系議員を中心にさらに反発が強まるのは必至で、中堅議員は「常軌を逸している。日本は中途半端な態度を取ってはいけない」と強調した。
非難の声は野党からも相次いだ。立憲民主党の枝野幸男代表は党会合で「人権、表現の自由への弾圧と言っていい状況だ。国際世論で人権を守る声を上げていかなければならない」と訴えた。
共産党の小池晃書記局長は会見で、日本政府に対し「『懸念がある』と言って見ているだけでなく、中国に一連の事態を抗議し、弾圧中止と釈放を要求すべきだ」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b25f0a64a9558bba63e95c1ec2078ed5a0588a7
日本政府都出聲.好撚勁